そろそろスノーボードやスキーのギア選びに精を出している方もいらっしゃる頃ではないでしょうか?
馬鹿でかいフルサイズの一眼レフも良いですが、アクションカムと呼ばれる超小型+タフ+あらゆるシチュエーションに対応という冒険仕様のカメラも魅力的なカメラの1つ。
先日発売されたGoPRO HERO3のせいでSONYが出したHDR-AS15が見事に沈黙していますが、GoPRO HERO3かHDR-AS15か悩んでいる人も結構いるみたいですね。自分用に簡単なスペック比較を用意してみました。
スペックの比較
自分が気になる部分だけをとりあえず取り上げてみるので、GoPROは撮影モードによって画質や画角が変動する為おおまかなイメージとして捉えてもらいたい。
GoPRO HERO3 Black Edition
- 解像度:4k,2.7k,1080p,720p,1440p,960p,720p,WVGA
- フレームレート:12fps〜240fps
- フォーマット:MPEG-4 AVC/H.264
- 静止画:12MP
- レンズ:F2.8-F6
- wifi内蔵
- リモート操作
- 音声:内蔵
- 60m防水ハウジング(付属)
- 最大広角:170°
- 値段:32,087円(2012年10月26日現在)
SONY HDR-AS15
- 解像度:1080p,720p
- フレームレート:30fps〜120fps
- フォーマット:MPEG-4 AVC/H.264
- 静止画:2MP
- レンズ:F2.8 カールツァイステッサー
- wifi内蔵
- リモート操作
- 60m防水ハウジング(別売り)
- 最大広角170°
- 音声:マイク入力
- 値段:29,800円
多様なカスタマイズが可能なGoPRO3
GoPROに一番魅力を感じる点は豊富なカスタムパーツが多い事。あらゆる状況に対応出来るという点がこのアクションカムの売りだと思う。
4Kが撮影可能になったと言っても一般人が4Kで撮影しても編集してそれをどこで見るんだ?という点ではプロ仕様なBlackEditionなんでしょう。民間機という立ち位置よりはプロのおもちゃという立ち位置の方がしっくりくる。一部を除いては過去のパーツなどとの互換性もある点が嬉しい。
カールツァイスを組み込んだHDR-AS15
HDR-AS15が気になっている人のポイントとなるのがやはりSONYが持っているカールツァイスレンズという点と装着し易い形だと思う。頭に装着する際にGoPRO3の場合はおでこつけるんですが、HDR-AS15の場合は耳の上あたりにつけれるので見栄えはHDR-AS15の方が良いと思う。
レンズの描写力はツァイスレンズの方が綺麗なのは当たり前なんだろうけど、実際そんなに気にならない気もする。SONYから出しているという所でマニアックな所のこだわりというよりは民間機としてのアクションカムという感じですね。
アクションカムの可能性
スポーツやアクティビティなどに使える事はもちろんですがプロの現場でもアクションカムの面白い使われ方があります。
最近では一眼レフでインターバル撮影(長時間定点撮影)をしてそれを動画として再生するタイムラプスなどの動画を良く見かけますが、その反対に一瞬の間に何百カットも撮影して時間を作り出すマトリックスでおなじみのバレットタイム(タイムスライス)などの技法にもアクションカムが使われる事があります。30台も用意するのは大変ですが従来の一眼レフをたくさん用意する事に比べるととても安価ですね。
もちろんGoPROでもタイムラプスは可能です。
GoPRO HERO3 vs HDR-AS15 あなたはどっち!?
これを読んでいる方はもうお分かりと思いますが僕は完全にGoPRO派です。見栄えや保障、修理の事を考えるとHDR-AS15もアリだと思います。デジタル一眼レフも良いですがアクティビティが大好きな人にはぜひアクションカムをお勧めします!
(投稿者:KIKUMA)