ある日突然、PayPalからこんな購入した覚えの無いメールが届いたらどうしますか?
先日僕の所にやってきたPayPalの支払い確認メール。一瞬誰かが僕に募金をしてくれたのかと勘違いしましたがPayPalで確認した所Delphine DIETZというマーチャントへ支払いが”完了”している。
まずはDelphine DIETZをググるもそれらしい情報も出てこないのでフィッシングされたなと思いました。結果的には返金されたのでその流れを書きたいと思います!
まずはPayPal問題解決センター
PayPalにアクセスし、[マイアカウント]の中にある[問題解決センター]を押すと、取引に異議を提出するというボタンが出て来ます。ここから単純な入力フォームを数回記入するとPayPalから確認メールが届きます。
先日、お客様にお心当たりがないか、同意なしに取引が行われたという報告をいただきました。当社では、現在、次の取引を調査中です。
その調査っていつまで続くの!?と不安になりますが通常であれば24時間から1週間程で調査が完了するそうです。
※PayPalにアクセスする際、メール自体がフィッシングメールの可能性もありますのでメールからのリンクからは念のためアクセスしないようにしましょう。
それでも不安な人は電話で問い合わせる
PayPalのお問い合わせページから[電話で問い合わせる]をクリックすると一時お問い合わせ用番号というのが表示される。これをPayPalに知らせ、本人確認が済むと現在の調査状況を日本語ペラペラな外国人が説明してくれるので安心。
「24時間から42時間で調査報告を致します。その後あなたの異議が認められた場合、全額返金致しますのでそのままでお待ち下さい。」と親切に対応してくれました。
PayPalのパスワード変更もお忘れなく
[マイアカウント]の[個人設定]からパスワードの変更が出来ます。
普段使っているIDとパスワードがPayPalと共通であれば、どこかのサービスから漏れて流用されるという可能性もあるのでお金に関するモノは分けた方が良いと思います。
PayPalから無事に全額返金されました
異議申し立てのフォーム送信より、24時間程でちゃんと全額返金されました。実際に自分の立場になった時の心理状況としては「少しでも返金された過去の事例が知りたい」「どのくらいの期間で返金されるのか」「日本語での対応は大丈夫なのか?」という心配でしたが、問題なくクレーム処理をする事が出来たので安心して下さい。
でもアカウント情報はどこから漏れた?
PayPalがちゃんと対応してくれるのは、普通に考えればお金を扱う以上セキュリティは死活問題なので当たり前の話で、どういう経路で支払いされたのかが気になる所。
後はFacebookにもアメリカからのアクセスがあったという確認メールが届きアカウントが一時停止になりました。確実にIDとパスワードが漏れてますね。
皆さんもこれを機会にパスワードの変更をお勧めします。返って来て良かった!
※はてブでコメント頂いた。
mostaga:支払い確認メールに偽装したフィッシング詐欺にも気をつけろよ
上記のようなパターンもあるみたいなので確認メールからのリンクアクセスにも要注意ですね。
michiki_jp:偽装メールならたまに見かける。差出人がservice@paypal.com
うちに届いたメールの差出人はservice-jp@paypal.com <service-jp@paypal.com>でした。メアドは偽装出来るのでリンクを踏まないようにした方が良さそうですね。
PayPalからのメールを偽装したフィッシング
情報提供者:mostaga
Youtubeにフィッシングメールが届いたという動画がアップされていました。どこから見ても本物にしか見えないので怖い。
(投稿者:KIKUMA)