ウユニ塩湖やエンジェル・フォールなど大自然が創りだす圧倒的なスポットが多い南米大陸。そんな地球規模の絶景がブラジルのレンソイス・マラニャンセス国立公園にもあります。この公園に広がる広大な砂丘は1月~6月の雨季の期間だけ真っ白な砂丘にエメラルドに輝く湖が現われ、訪れる人々の目に絶景として焼き付いているそうです。
「レンソイス」はポルトガル語で「シーツ」の意味。洗いたての真っ白いシーツのような砂丘が広がっています。
大きさは15万5000ヘクタール、宇宙からでも確認できるほど白く大きな砂丘として知られています。そして半年間だけ現れるこの美しい湖にはなんと魚がいるそうです!諸説あるようですが、どのようにして生息しているのかはまだ明らかにされていません。
空と砂と水が創りだす絶景。まるで夢の国か物語に出てくる天国のような景色です。
一番近い街から砂丘まではジープバスで来られるそうですが、まさかこの人は。。。
どっちにしてもこの砂丘で自転車は無理がありそうですね…汗
なぜか子ブタも砂丘に…。砂丘の美しさに見とれてるんでしょうか?
子ブタも大絶賛のこの砂丘、成分は水晶としても知られる石英が100%を占めています。
遠く100km南に流れるパラナイーバ川の流れによって内陸部の大地から削られた石英が大西洋へ運ばれ、海流によって国立公園の海岸へと流されて行く過程で石英以外の混入物はふるいにかけられ、海岸に打ち上げられた石英だけが風速90メートル以上の強風で吹き飛ばされ長い年月をかけ砂丘の姿になったそうです。
雨季が過ぎ、乾季に入ると湖は姿を消し、厳しい自然の顔を現します。
夕暮れになると、陰影が美しい違った表情を見せてくれます。うっとりしてしまいますね。
最後は夕日に色づく黄金色の砂丘。
気の遠くなるような時間をかけゆっくりと形作られてきた神秘の大砂丘をこれからの時代にもずっと残して行きたいですね。
(投稿者:ANDY)