世界には数えきれないほどの滝があって、それぞれが特徴を持っていて見るたびにその魅力で僕たちを楽しませてくれます。
南アメリカ大陸にある地球そのままの姿を残す秘境ギアナ高地。その中でもベネズエラにあるカナイマ国立公園に世界最大の落差を誇るエンジェルフォールをご紹介します。
ギアナ高地と言えば、テーブル・マウンテン!現地の言葉で「テプイ」と呼ぶそうですが、中でも写真に写るロマイラ山とクケナン山だけはテプイと呼ばれず、特別な扱いをしているそうです。
こちらもカナイマ国立公園からの風景。SFで出てくる地球によく似た星を連想してしまいます。
周辺にはアマゾンのような深い森が広がっています。まさに陸の孤島ですね。
そしてその川を進んでいくと目的の場所が見えてきます。
カナイマ国立公園で最大の大きさを誇るテプイ「アウヤンテプイ」
このテプイからエンジェルフォールが流れ落ちています。雲がかかっていて神々しい姿です。
ここからは小一時間ほどジャングルを歩いて目的地へ…。原生の森が来訪者を出迎えます。
落差979m誇る世界最大の滝。あまりの落差に流れでた水は途中で水しぶきとなって消えてしまい滝壺がありません。
あまりの大きさにスケールが伝わりにくいですね笑
エンジェルフォールの名前の由来は「天使が落ちる滝」ではなくアメリカの探検家ジミー・エンジェル氏によって発見されたからだそうです。
最後はエンジェルフォールを写したアウヤンテプイの迫力のパノラマ合成写真です。
動画で見るとより一層その大きさを実感することができます!
高すぎて滝を落ちる水のスピードに違和感があります。かつて考えられていた世界の最果てから落ちる海の水もこんな風だったのかなぁ。とまたまた妄想が炸裂してまうベネズエラの秘境でした。
(投稿者:ANDY)