廃墟や難破船と聞くとうずうずしてしまう皆様お待たせしました!すごいやつ見つけましたよ…。
今回はシドニーのホームブッシュベイに存在する緑の木々を乗せた素敵な廃船SS Ayrfieldのご紹介致します!
The Wrecks of Homebush Bay によると、1911年にイギリスで作られたSS Ayrfieldは第二次世界大戦中に太平洋地域に駐留米軍への物資を輸送するために使用されたそうです。
大規模な土地の再生利用でこの地域は重工業の中心地となりましたが、そのせいで有害物質が海を汚染し商業漁業が禁止されてしまったそうです。重工業地帯でたくさんの船がここの港に来てたんですね。
現在は2008年からの復旧作業のおかげで75%のダイオキシンの除去が完了しているそうです。ちょっと未来的なシチュエーションですね…。
夜のホームブッシュベイに浮かぶロマンティコなSS Ayrfield。誰か住んでるかも。
GoogleMapにもしっかり写ってますね。右側の森から緑が飛び移ったんでしょうか?
1972年に船として登録が解除されたとの事なので40年弱でこんなにも緑になるのが凄いですね。。人間が生み出した汚染物質を自然が浄化してくれたというとちょっとSF的ですが、何かの力を感じます!
(投稿者:KIKUMA)