スイスとドイツに面するフランス東部に広がるアルザス地方。様々な文化や歴史が交差するその場所にメルヘン全開になってしまう「コルマール」という素敵な街があります。
実はこの街。
スタジオジブリの映画「ハウルの動く城」の舞台になった場所といわれているそうです。
木組みの建物が出迎えてくれます。
建物の上部が出っ張っているのは昔の税金対策の名残だそうです。
ほんとにメルヘンな雰囲気が全開です!木組みの家って暖かそうですね!
こちらは小ヴェニス(Petite Venise)と呼ばれるエリア。もちろんゴンドラにも乗れちゃいます。
こちらはドミニカン教会の広場。花が植えてあるのは街の取り組みなんでしょうか。
それぞれのお店の看板がいちいち可愛いです。
細かいところまでこだわってますね。ここはレストランでしょうか?
ちなみに劇中に出てくるソフィの帽子屋さん「ハッターズ」の看板はこちら。
ノスタルジックな雰囲気もバッチリです。個人的にはソフィの家の裏庭に似てなくも…。
皆さんお待ちかね?久しぶりの路地シリーズ!向こう側に差し込む光が素敵です。
そしてこちらはコルマールの代表的なスポット「プフィスタの家(Maison Pfister)」
実はこの景色。劇中にそのままといっていいくらいの形で出てきます。機会があれば探してみてくださいね。
酸っぱいキャベツの漬物「シュークルート(サワークラウト)」
コルマールではよく食べられるそうです。肉類と一緒に出てくるのが一般的。
こちらも「ベッコフ」という郷土料理。この料理のルーツが少し面白かったのでご紹介します。
かつてフランス、アルザスの主婦たちは毎週月曜日は洗濯の日と決まっていたそうな。
そして手仕事の洗濯は、やっぱり一日掛りの大変な仕事であったそうな。朝から夕方まで一日洗濯から手の離せない主婦たちは、前日の日曜の夜に牛や豚や羊やらの肉の切れ端を土地の白ワインと一緒にベッコフ鍋に漬け込んでおいて、翌朝に野菜をその鍋に何でも入れて洗濯に向かう途中、なじみのパン屋へ預けていったそうな。
パン屋は朝早くからパンを焼き始め昼過ぎには仕事は終わっていたのでしょう。預かったベッコフ鍋にあまり生地で隙間を押さえまだまだ十分に熱い仕事の終わった石窯に入れておいてあげる。 ポンレヴェックHPより
でもハウルの動く城と言えば「ベーコンエッグ」 笑 世界で愛されている料理です!
真ん中の建物はハウルの取材班が宿泊した「頭の家(Maison des Têtes)」
建物の至る所に顔があるちょっと変わったホテルです。
独特な色合いのサン・マルタン教会。ここにはコウノトリの巣があるそうです。
最後はソフィとハウルが駆け抜けたアルザスの風景。この大地をあの不思議な城が通っていったのかと思うと、なんだか妙にせつなくなってしまいました 笑
とにかく今日は帰ったらDVDを借りに行ってきます!
(投稿者:ANDY)